【就活生・転職者必見】営業と事務どっちが自分に合っているのかそれぞれのメリット・デメリットや違いを比較

世の中の職種は専門職や技術職でもない限り、大きく分けて外回りと内勤の2つに分けられます。転職考えてるんだけどぶっちゃけ営業ってどうなの?事務って楽なの?と考えている人に向けてそれぞれのメリットデメリット一覧を記載してます!!

 

簡単にまとめるとこんな感じ

営業事務と一般事務では内容が変わってくると思いますが、ここでは事務=一般事務として説明していきます。

外回り営業 内勤事務
人から感謝される   ○   ○
PCスキルが身につく   ○   ○
電話対応が頻繁にある   ○   ○
給料面 昇給しやすい 昇給しにくい
残業 多い 少ない
出費 多い 少ない
出会いの多さ 多い 少ない
体力面・体調管理   ×   △
キャリアアップ   ○   △

では、この表をもう少し詳しく見ていきましょう。

 

メリット・デメリットを比較

人から感謝される

これはどちらも共通して仕事のでやりがいは両者あるでしょう。営業は社外の人からも感謝の言葉があり、事務は営業さんから感謝されることが多いです。

 

PCスキルが身につく

営業:外回りがメインと思われがちですが取引先とやりとりするデータもエクセルやパワーポイントの資料作成が多く無駄にPCスキルが身につきます。

事務:内勤になってくるともう少し踏み込んだ数値管理を任されることが多いです。仕事をする上PC業務は必須ですのでいかに知識があるかで差がつきます。

 

電話対応が頻繁にある

営業:外回りに出る人は携帯電話を持たされます。取引先と勤務時間帯が一緒だとは限らないため、勤務を終えても夜中も社用携帯が鳴る場合があります。電話が鳴らなくてもラインがきたりと完全に仕事の連絡を遮断するにはもはや電源をOFFにするほかない状況になります。

事務:内勤は社内の電話対応に追われます。営業不在時や週明けの朝や人が少ない昼時など会社に電話がくる場合は内勤が対応します。電話でのコミュニケーションは必須となります。

 

給料面

営業:売上や成約数と数字で成績が丸わかりのため昇給はしやすいです。成績がわかりやすく評価につながります。またインセンティブ制度をとっている企業も多くあり成果主義の職種は他にありません。

事務:目標が数値化されていないので、インセンティブ等は出にくいです。日々ルーティン業務が多いので毎日の作業をいかに効率良くできるかになってきます。しかしそれはどんな業種にも必要なことなので評価対象となることは少ないでしょう。

 

残業

営業:外回りを終えてから帰社後に自分の仕事をします。主に商談資料作成や数値のまとめや報告書など営業外に事務作業をします。基本的に外回りは相手の都合に合わせることが多いため急な仕事が入ることも多く、そのため人との約束が出来ないことも。友達をなくさないようにしっかりフォローが必要。

事務:社外や取引先との絡みがないため、社内のみんなが帰って行けばそのタイミングで帰りやすいです。電話も定時になれば留守電に切り替わるため相手の都合を気にする必要はほぼありません。ルーティン業務が多いため新たな業務が入らない限り定時帰りが多いです。

 

出費

営業:スーツや靴の出費がかさみます。外出が多いためとにかく歩くため靴はすぐにダメになります。ヒールなんて履いてられません。また、外回りが多いため毎日のランチ代がかさみお金がかかります。

事務:制服勤務だとスーツ代はかかりませんね。内勤だとお弁当持参やコンビニで済むためかなり節約ができます。

 

 

出会いの多さ

営業:新規営業はもちろん、ルート営業でも担当変更やエリア変更があれば新担当との出会いが多く人脈が広がります。人と話す機会が多いため話題豊富になります。そのため業界内の情報の速さというのは会社にとっては有益になります。外で情報を得る→社内に一早く共有するという流れになります。

事務:社内に来客でもこない限り、社内の人以外顔を合わせるころはありません。逆に言うと残業が営業より少ない分、それを利用し習い事などプライベートでの出会いを作る時間は持てるでしょう。

 

体力面・体調管理

営業:残業の件もあり長時間労働。移動時間が長い大変さもあり。特に出張などは移動時間は勤務時間に含まれていない会社が多く、往復何時間も新幹線で過ごすというのもザラです。商談資料や出張、パソコンなど重い荷物も多いので体力勝負になります。外を歩くことが多く、冬の日も真夏の日も雨の日や雪の日でも約束があれば出先へ向かわなければいけません。

事務:体力的には楽です。PCとにらめっこ状態のため身体を動かす機会が少なく、肩こりが起こるくらいです。体調管理の面では社内でのエアコン問題があります。夏は冷房が効きすぎていて寒い、冬は暑すぎて乾燥する等周りの人に合わせなければいけない苦労があります。風邪をひいても誰かとアポがあるわけではないですし、ノルマもないため休みやすいです。社外の人に迷惑をかけるわけではありませんので気持ち的には楽です。

 

キャリアアップ

営業:数字というわかりやすい結果がでる職種なので評価がはっきりしているのもありキャリアアップしやすいです。転職に必要なことや企業が求めている人材はコミュニケーションが重要視されています。話す事柄も多く経験豊富というのは転職にも有利でしょう。

事務:毎日同じルーティンワークをしているため経験年数や資格の有無などが有利になってきます。転職に関しては人と差がつくエピソードを用意しておきましょう。人柄や真面目さを面接の数分でアピールするのはなかなか難しいです。

 

営業・事務どちらが向いているか迷った時

仕事が出来る人というのは才能があるのではなく頭が良い・運・努力によるものです。事務であろうが営業であろうが仕事ができる人は共通して勉強熱心であること。努力を継続出来る人が営業・事務どちらにもに向いているのです。

つまり自分に厳しい人。営業でいうと他人が売上を達成できないと諦めている時でも、このままやっていても売上未達成だからじゃあこうゆうプロセスをしてなんとかしよう!という組み立てが出来る人が売上成績が常に上位です。事務でいうとみんなここがやりにくそうだからこのシステムややり方を変えましょうと提案できる人だったり行動を起こせる人です。

営業・事務どちらが向いているか迷った時。
私は大人しくて目立つのが嫌いだから事務職かなぁと性格で判断するのはちょっと早いです。努力できる人はどちらでも実力を発揮できます。
おすすめは入りたい会社の先輩に質問をしてみることです。女性の勤続年数がかなり重要になってきます。30歳以上の女性営業職がたくさん働いる会社と、30歳以上の女性営業職がいない会社とでは自分の生活スタイルも大きく変わってきます。
また、離職率を聞いてみるといいでしょう。事務職の人の離職理由、営業職の場合の離職理由をそれぞれ聞いてみましょう。

専門職はなかなか求人も少ないですが営業職や事務職は求人の数も多くチャンスがたくさんあります。それをふまえて業種・職種・会社を慎重に選択していきましょう。

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